カテゴリー「言語」の記事

「和音」 ○●●か●○○か

子供のころから音楽が趣味で,遊びとはいえかれこれ30年以上聴いたり弾(叩)いたりしている私ですが,この歳になって初めて「和音」のアクセントが頭高 (「カナダ」と同じ) だということを知りました。今まで疑いもせず「うなぎ」などと同じ平板アクセントだと思っていました。NHK放送文化研究所編 (1998) 『日本語発音アクセント辞典』 (日本放送出版協会,新版) の記述も確かに頭高になっています。 ...ショックです。

中学・高校の時の部活や大学のサークルでも,平板アクセントで言っていて何の違和感もなかった (と思っていた) のに!これじゃ,まるで「ギター」をカッコつけて平板で言ってるのと同じじゃないですか!もしかして,みんな「こいつ,何カッコつけてんだ」みたいに思っていて,口に出さなかっただけなんでしょうか。恐ろしい。もちろん,生まれてから大学まで東北におりましたので,これも方言みたいなもの,という可能性もありますね。どうなんでしょうか。知りたい...!

ちなみに,某国語辞典のアクセントの記述によれば,「漢語の日本語読み」という意味の「和音」は平板アクセントで発音するそうです。むぅ。

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weblogの言語シェア

David Sifry さんと Technorati が調査した 3730万件のブログの分析 (State of the Blogosphere, April 2006 Part 2: On Language and Tagging, 2006年5月1日公開) によれば,ブログの言語のシェアは,日本語 (37%) が第2位の英語 (31%) よりも高く,世界一なのだそうです (数値は2006年3月の時点のもの。調査には,韓国語など,まだ未調査の部分もあるらしいです)。調査によれば,ここ数年のブログの件数の伸びは日本語と中国語が特に顕著らしいのですが,中国語のブログは最近伸びが鈍くなっているとか。面白いですね。

なぜ,日本語のブログがここまでが多いのか?David さんは,日本語のブログは携帯電話からの投稿が多いため短く頻繁であるとして,以下のように述べています。

[...] Japanese bloggers appear to write shorter posts more often. This could be a result of blogging from mobile phones, and may be skewing the results, given that we are tracking the total number of posts in this analysis.

ちなみに,上記の調査では,言語の判別に Languid: a statistical language identifier というプログラムを使っているそうです (リンクからデモを試してみることができます。また,JavaScriptをブックマーク登録して bookmarklet として使うこともできるみたいです)。日本語はひらがなが入っていれば分かりますから比較的簡単かも (もちろん,エンコードが正しく判別できればの話ですが)。

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タダの雑誌ではない??

『R25』 という25歳以上の成人男性(?)をターゲットとした無料の週刊誌 (リクルート発行) が都心で配布され,大人気を博しているとか。かく言う私も愛読しています。第49号 (6月24日-6月30日) に,「『日本』はニホンかそれともニッポンか」という記事 (伊藤英明さん) があり,発話された割合から「ニッポン」惨敗,ということでした。もともとは5月11日の朝日新聞の記事が端緒のようですが,昨年の NHK放送文化研究所の調査 でも,ほぼ同じ結果が出ていました (それによれば,若い人ほど「ニホン」になるそうです。面白いですね)。

週刊誌でありながら,国立国語研究所・情報通信研究機構・東京工業大学が共同開発した 『日本語話し言葉コーパス』 に基づく学術的な調査結果を上手に伝えているところ,やはりタダの雑誌ではない???

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