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ヒイラギ南天の思ひ出

Nanten通りがかりの花壇に,ヒイラギ南天の花が咲いているのを見つけました (画像左上)。もう春が近いですね。

ヒイラギ南天は,春に青い実をつけ (画像右上),これが梅雨に入る前くらいにきれいな紫色に色づきます (画像下)。これがいかにもブルーベリーみたい (でおいしそう) なのですが,残念ながら可食ではないようです (それどころか毒がある,という情報も)。

で,ちょっと思い出話を。以前,学会でロシアに行ったとき,ロシアの民族学を専門としている著名な先生とご一緒ました。ある時,ヒイラギ南天,あれは何だろう,という話になりました。当時はその名前も,実が食べられるかどうかも知らなかったのですが,先生はひとこと,「うん,一度食べてみたんだけど,あればまずいねぇ!」。絶句... まず食べてみる,というその心意気に感服してしまいました。研究者って,こうでなくてはいけないのかも!と思わせられたひとときでした (いずれにしても,何事もなくてよかったよかった)。

余談ですが,ヒイラギ南天はヒイラギの葉に似ていると言う意味でつけられているのでヒイラギとは関係ないそうです (メギ科 barberry なので南天とは関係があります)。中国原産ですが,学名は Mahonia japonica なんですって (Wikipedia)。同じメギ科のヒイラギメギ (オレゴングレープ, 花はオレゴン州の州花) の実のほうは食用で,薬として使われるのだそうです。

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