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フィンランド議会制度発効100周年

2006年6月1日は,フィンランドで一院制の議会制度が発効してちょうど100年という記念日でした。フィンランド共和国議会のホームページ議会100周年記念の特集 が組まれています。議会の歴史 のページでは,詳細な歴史的解説のほか,歴史を紹介するビデオも観ることができます。(この段落で紹介したコンテンツは,いずれもフィンランド語のほか,スウェーデン語,英語で閲覧できます。)

フィンランドの独立は1917年で,このときフィンランドはまだ独立していません。当時フィンランドはロシア領であり,ロシア皇帝を大公とする立憲君主制の大公国という位置づけでした。2006年の議会法の改正を受けて1907年3月15-16日におこなわれた初の選挙では,24歳以上の全てのフィンランドの全住民150万人超に選挙権が与えられました。この選挙が女性に投票権と参政権が認められたヨーロッパ初の国政選挙になったことは,世界史的にも有名です。1907年4月23日に開催された初の国会では,19人の女性が国会議員として参加しました。[ 初の女性国会議員については Ensimmäiset naiset eduskunnassa 1907-1908 (Aura Korppi-Tommola さん) に詳しい。また,各種データ・資料は Naiset Suomen eduskunnassa にも。いずれも フィンランド語のページ ]

上記のフィンランドの政治史のビデオを見ていて,先日紹介した,放火で美しい木の屋根が崩落してしまったポルボー大聖堂 (Porvoon tuomiokirkko) が何度も出てきて,やりきれない気持ちになりました。スウェーデンがロシアに敗れ,フィンランドがロシア領となった1809年,ロシア皇帝アレクサンドル1世がフィンランドに大幅な自治を与えることを宣言した最初の「国会」は,3月28日にポルボー大聖堂の中で開催されているのです (国会が定期的に招集されるようになるのは1963年になってからですが)。なお,当時アレクサンドル1世が座った王座は フィンランド民族博物館 に保管されています。

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