バイオガソリン
フィンランドで,有機燃料エタノールを含んだ エタノール混合ガソリン (フィンランド語では「バイオガソリン」 biobensa, bensa は bensiini の略式な言い方) の提供がこの春から始まったということです。供給されているのは,98E, 95E と呼ばれるタイプのガソリンで,それぞれエタノールを 2-5% 含んでいます。スウェーデンなどで実用化されている E85 (エタノール85%燃料) とは異なり,特殊な装備のない車でも使えるのだそうです (フィンランドの石油燃料製造販売企業 NESTE の バイオガソリン FUTURA シリーズのページ にエタノール混合ガソリンに関する FAQ "Kysymyksiä ja vastauksia Biobensiinistä" (PDF文書) があります )。
炭素を含まない種類のエタノールは,地球温暖化の防止に役立つ「環境にやさしい」燃料です。日本では,法律で3%までのエタノール混合が認められている [Wikipedia] らしいのですが,エタノール混合ガソリンの販売はまだされていません。
Etelä Suomen Sanomat の記事 (2006年4月20日) によれば,フィンランドで使われているエタノールはなんとワインから作られるのだとか!運転する人の代わりに車がほろ酔いみたいで,面白いですね。
ちなみに,フィンランドは環境に配慮した バイオマス 産業も盛んで,自然資源からとったエタノール燃料 ETBE (= 英語 Ethyl Tertiary-Butyl Ether, フィンランド語 etyylitertiääributyylieetteri ←長っ) の製造でも有名なのだそうです。
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